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予防注射

予防注射

三種混合、麻しん(はしか)、日本脳炎、インフルエンザなどの公費負担のある予防注射や、B型肝炎、肺炎球菌、子宮頸がん等の予防注射も実施しています。
尚、小児の場合は予約が必要ですので当日でも結構ですから、予約をしてからお越し下さい。
また、公費負担のある予防注射は、接種券、母子手帳が必要ですので、必ずお持ち下さい。

自費予防注射

(1)インフルエンザ 3600円
     (補助金対象者は3600円から負担金分を差し引きます。)
(2)肺炎球菌ワクチン 6480円
(3)B型肝炎ワクチン 3500円
(4)子宮頸がん予防注射(サーバリックス) 16,200円
(5)小児肺炎球菌ワクチン8640円
(6)ヒブワクチン6480円

インフルエンザについて

インフルエンザとはウイルスによって起こる急性伝染病、いわゆる「はやり風邪」です。 毎年冬になると流行を繰り返し、数年毎に大きな流行を繰り返します。 このウイルスは、くしゃみや咳、会話等で飛び散り、これを吸い込んで感染を起こします。 症状は急激な発熱、喉の痛み、咳、くしゃみ鼻水ですが、ときに脳炎、筋肉炎、心筋炎等の合併症を起こします。
老人や抵抗力の少ない乳幼児がかかると重い合併症を引き起こす場合があり、死亡する場合があるので注意が必要です。

インフルエンザの予防

(1)外から帰ったら、手を洗い、うがいをする。
(2)出来るだけ人混みを避ける。
(3)睡眠など休養をよく取り、栄養に気を配る。
(4)かぜの症状が出たら早めにかかりつけの医師にご相談ください。
(5)予防接種を受ける。

インフルエンザ予防接種について

人工的に体に免疫をつけ、病気などにかかりにくくするのが予防接種です。 インフルエンザウイルスは、頻繁にその性質を変えてきますので、毎年流行する種類を予測して、ワクチンが作られています。 予防ワクチンに使用したウイルス株が適当であればかなりの予防効果が期待できます。 完全な予防にはなりませんが、重症化の防止には効果が高いので、抵抗力の低い小児や高齢者にはお勧め致します。 また、喘息などの肺疾患をお持ちの方や、受験生などもしておかれると安心です。
ワクチンは1回、あるいは2回する必要があります。 2回の場合は、1~4週後(4週後が望ましい)に追加して接種します。 注射する時期は、行期の前の12月中にはすませる事が望ましいのです。
副作用はほとんどないといわれています。 ただし、ワクチン接種でアレルギー歴のある方や、鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対して、アレルギーを呈するおそれのある方にはお勧め出来ません。

肺炎球菌について

肺炎は抗生物質などの薬の進歩と医療技術の向上により、かなりよく治療ができるようになりました。 しかし、高齢者の方にとっては、肺炎はいまだに怖い病気で、死因の第4位を占めており、ここ数年は上昇傾向すらみられています。
特に心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全、肝機能障害、糖尿病のある方などでは、肺炎などの感染症にかかりやすく、病状も重くなる傾向があります。
その感染症を引き起こす病原微生物の一つが肺炎球菌です。 そして、この菌の怖いところは、抗生物質が効きにくくなっていることです。 現在、臨床で分離される肺炎球菌の30〜50%は抗生物質が効きにくくなっています。したがって、肺炎球菌ワクチンで罹らないように予防することが重要です。

肺炎球菌ワクチンとは

肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろ病気(感染症)を予防するためのワクチンです。 肺炎球菌には80種類以上の型があって、それぞれの型に対して免疫をつける必要がありますが、肺炎球菌ワクチンを接種しておけば、そのうちで感染する機会の多い23種類の型に対して免疫をつけることができます。
これらの23種類の型で、すべての肺炎球菌による感染症の8割ぐらいを占めています。
1回の接種で23の型ほとんどに対し、有効レベル以上の免疫ができます。この免疫はよく持続して5年以上続きます。

肺炎球菌ワクチン接種に際しての注意点

肺炎球菌ワクチン接種後の副反応(副作用)として、注射部位の腫れや、痛み、ときに軽い熱がみられることがありますが、日常生活に差し支えるほどのものではありません。 1〜2日で消失します。多くのデータにより、安全に接種できることが確認されています。
ただし、過去にこのワクチンを受けたことのある人は、5年以上経てば再投与が可能になりました。

次のような方に、ワクチン接種をおすすめします。

(1)高齢者(特に65才以上の方)
(2)心臓や呼吸器に慢性疾患のある方
(3)糖尿病の方
(4)腎不全、肝機能障害のある方
米国では、政府機関である疾患防疫センター(CDC)などにより同様の方々に対して肺炎球菌ワクチンの接種が勧告されています。
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